世界農業遺産「能登の里山里海」の写真・映像資料の紹介サイト

DIGITAL ARCHIVE

メニュー

名称
盤持ち(バンモチ)
所在地
穴水町下唐川(シモカラカワ)
カテゴリ
祭礼・風習
分類
慣習・その他
年代
17世紀~19世紀
解説
美しい棚田が広がる穴水町下唐川で、毎年10月に行われる伝統行事です。力自慢の大人や子どもが腰に滑り止めの縄(なわ)を巻き、重さ45キロから90キロの新米が詰まった米俵(こめだわら)を担ぎ上げ、力比べをします。始まりは江戸時代にさかのぼります。当時、天領だった同地区は年貢の取り立てが厳しく、住民は「宮田(みやた)」と呼ぶ隠し田を共有していました。宮田での収穫が終わると、男衆は新米の詰まった俵を持ち上げて力比べをし、米を腹一杯になるまで食べ、豊作に感謝したと伝えられています。
備考
閲覧数
7806回
保管者:能越ケーブルネット株式会社