解説
鎌倉時代の武将で文治2(1186)年に初代穴水城主となった長谷部信連(のぶつら)をしのぶ祭りで、毎年7月20日の海の日に開催されます。メーンイベントは、信連の入城を再現し、武者姿に扮(ふん)した町民らが町を練り歩く信連行列です。行列の主役となる信連や奥方、武将らは、町内在住者または町内勤務者から公募しています。このほか、穴水音頭踊りや太鼓の競演、花火大会などが催され、夜には穴水湾で灯籠(とうろう)流しが行われます。昭和29~30(1954~55)年にかけて、1町4村が合併し穴水町が誕生したのを機に、町民の親睦と融和を図るイベントとして企画され、昭和38(1963)年に第1回が開催されました。