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名称
シャープゲンゴロウモドキ
所在地
能登一円
カテゴリ
自然・景観
分類
生物
解説
コウチュウ目ゲンゴロウ科に属する大型のゲンゴロウの仲間。成虫の体長は28~33ミリで、背面は緑色や黒褐色をしています。奥能登の平野部から丘陵地に分布し、湧き水や沢水が流れ込む泥深い湿地やため池など、水質のいい場所に生息しています。しかし、池や沼の開発、ほ場整備、耕作放棄地の増加、外来種の侵入などによって個体数は非常に少なくなっています。昭和35(1960)年、能登半島で確認されたのを最後に、国内では絶滅したと考えられていましたが、昭和59(1984)年に千葉県で再び発見されました。環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類に指定。石川県の「ふるさと石川の環境を守り育てる条例」では、保護の必要性が非常に高いとして平成17(2005)年「県指定希少野生動植物種」に指定しています。
素材リンク
備考
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