解説
石川県内で肥育、石川県金沢食肉流通センターで処理、日本食肉格付協会により格付け、衛生的な管理のもとで生産、の条件を満たした豚肉を能登豚と呼びます。平成18(2006)年に県畜産総合センター、北陸学院大学、日清オイリオが共同開発し、生活習慣病の予防に効果があるとされる「α-リノレン酸」が一般的な豚の約5倍含まれる「αのめぐみ」もそのひとつです。現在、県内の養豚農家は13軒あり、平成26(2014)年は約4万4000頭が出荷されました。そのほとんどが石川県内で消費されています。同年、能登豚推進協議会が設立され、普及に努めています。