解説
宝達志水町は県内でも有数のブドウの産地で、町内のブドウ生産量の70%近くをデラウェアが占めています。同町のブドウ栽培は昭和25(1950)年に始まり、現在は柳瀬・出浜・北川尻地区などの農家約25軒で生産しています。水はけのよい砂地で栽培しており、同町産のデラウェアは張りやツヤがよく、糖度の高いジューシーな果汁が特徴です。7月上旬~8月中旬が収穫のピークで、県内外に幅広く出荷しています。このほか、同町では石川県が開発した高級ブドウのルビーロマンのほか、巨峰、シャインマスカットなども生産しています。