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名称
川浦からし菜(カワウラカラシナ)
所在地
珠洲市川浦町周辺
カテゴリ
農林水産・食品
分類
農産物及び海産物
解説
カラシナはアブラナ科の植物で、川浦町周辺の土手や道端などに自生していた在来種が川浦からし菜です。カラシナの種子は辛子(からし)の原料となり、地元では種をすりつぶし「辛子あえ」などの料理に使っていました。しかし、チューブ入りの練り辛子が一般化する中で、徐々に利用する住民が減っていきました。近年、地元農家を中心に川浦からし菜を地域資源として栽培する取り組みが進み、種をすりつぶした「和からし」が地元の直売所などで販売されています。さらに、平成23(2011)年には、川浦からし菜を使った「和芥子粒マスタード」を商品化し、市内の道の駅などで取り扱っています。まろやかな辛さが特徴で、珠洲の新たな特産として知名度が高まっています。
備考
閲覧数
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