解説
能登に広がる赤土の丘陵地で栽培されるジャガイモで、色が白く、夏が涼しいためデンプンが多く蓄積されておいしいのが特徴です。品種は「男爵(だんしゃく)」で、7、8月に収穫時期を迎えます。能登野菜振興協議会が「能登野菜」に認定し、葉や茎が自然に枯れた完熟後に収穫し、形や表皮のきれいさなどの基準を満たしたものを出荷しています。昭和60(1985)年代から本格的な生産に取り組み、県内ほか関西方面でも販売しています。汁物や煮物、揚げ物、サラダと幅広い料理に利用でき、特に「じゃがバター」や「粉ふきいも」にするとホクホクとしたおいしさが際立ちます。