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名称
犬の子まき(イヌノコマキ)
所在地
輪島市河井町、門前町門前
カテゴリ
祭礼・風習
分類
慣習・その他
解説
輪島市内の曹洞(そうとう)宗の蓮江寺(れんこうじ)・芳春院(ほうしゅんいん)・總持寺祖院(そうじじそいん)・興禅寺(こうぜんじ)・覚皇院(かくおういん)では、釈迦(しゃか)入滅の日とされる旧暦2月15日から3月15日かけて「涅槃会(ねはんえ)」が開かれ、法要の後に涅槃団子「犬の子」まきが行われます。米粉から作る涅槃団子は、釈迦の骨(舎利<しゃり>)を模した丸い形が一般的ですが、「犬の子」は釈迦の臨終に駆け付けた十二支の動物を形にしてあり、赤や青の彩色で目や鼻を描いています。「犬の子」は魔除けになるとして、小袋に入れてお守り代わりにもされます。
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