世界農業遺産「能登の里山里海」の写真・映像資料の紹介サイト

DIGITAL ARCHIVE

メニュー

名称
青柏祭(セイハクサイ)
所在地
七尾市中心市街地
カテゴリ
祭礼・風習
分類
慣習・その他
年代
~10世紀
指定状況
・国指定重要無形民俗文化財「青柏祭の曳山行事」(1983.1)
解説
山王町にある大地主(おおとこぬし)神社の例大祭が「青柏祭」で、名称は神饌(しんせん)を青い柏(かしわ)の葉に盛ることに由来し、天元5(982)年に始まったとされます。毎年5月3日から5日に行われ、祭り最大の呼び物は、日本一と言われる高さ約12m、車輪の直径約2m、重さ約20トンの山車(だし)「でか山」3基の巡行です。現在のような曳山(ひきやま)行事になったのは戦国時代前期とされ、守護職として能登を治めた畠山氏が京都の祇園祭をモデルに山車を奉納したのが始まりと伝わります。山町(やまちょう)と呼ぶ鍛治町、魚町、府中町が、でか山の組み立てから運行までを担当します。金具を使わずに材木を組み立て、むしろで包み、幕を張ったでか山は、形が北前船(きたまえぶね)を模したとも、扇を開いた「末広形」とも言われ、上段を歌舞伎の名場面を演じる人形で飾ります。中心市街地の軒をかすめるように進む巨大なでか山一番の見せ場は、「辻廻(つじまわ)し」と呼ぶ方向転換です。車輪の下に大きな梃子(てこ)の棒を差し込み、その上に男衆が次々と乗って車輪を浮かせ、さらに車輪の下に小さな車を入れて90度方向を変えます。地響きを立てて辻廻しが終わると、見物客から大きな歓声が上がります。青柏祭でか山保存会が国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。
素材リンク
備考
閲覧数
1606回
保管者:―