解説
「まいもん」とは、「美味(うま)いもの」を意味する方言です。穴水町が誇る四季折々の味覚を、観光客らに存分に味わってもらうグルメイベントで、年4回開かれます。春はイサザ、夏はサザエ、秋は能登牛、冬はカキ貝をメーン食材に、各期間中、町内の旅館や民宿、レストランなど赤いのぼり旗を立てた加盟店が統一のメニューと料金で、それぞれの食材を使ったフルコース料理を提供します。毎年1月には、特別イベントとして総延長300メートルの炭火コーナーで、カラ付きの焼きガキを味わえる「雪中ジャンボかきまつり」を開催しています。スタートしたのは、昭和63(1988)年で、今では北陸をはじめ関東、関西、中京方面などからも大勢の観光客が訪れるイベントとして定着しています。