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名称
成祝祭り(ナリワイマツリ)
所在地
宝達志水町杉野屋(スギノヤ)
カテゴリ
祭礼・風習
分類
慣習・その他
年代
17世紀~19世紀
解説
宝達志水町北部の杉野屋地区にある菅原神社で、毎年2月、数え年で3歳になる子どもの健やかな成長を願って行われる祭りです。言い伝えによると、祭りは享保10(1725)年頃に始まったとされます。この頃、周辺の邑知(おおち)平野が日照りによる不作や疫病の流行で農家の疲弊が激しく、加賀藩の命によって中橋久左衛門が用水やため池の築造にあたり、杉野屋ほか数個所にため池を完成させたことで農作物の収穫が安定し、乳幼児の死亡も減少したと言います。成祝祭りは、地元民らが氏神と藩主に感謝の気持ちをささげるとともに、幼児の成長を祈願する目的で始めたとされます。祭りでは、区長や氏子総代が見守る中、子どもとその両親、祖父母が参列し、祝詞(のりと)奏上、子どものお祓(はら)いの後、神前に玉串をささげます。
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