世界農業遺産「能登の里山里海」の写真・映像資料の紹介サイト

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名称
能登ちょうちん
所在地
中能登町高畠
カテゴリ
生活・匠の技
分類
農業関連工芸
解説
能登で唯一、昔ながらの技法で能登提灯を製造するのが、明治時代から続く「亀井ちょうちん店」です。提灯は一つひとつ手作りで、竹ひごの曲線に合わせて富山県五箇山(ごかやま)産のコウゾの和紙を張り、その上に絵の具で文字や色を付けます。上下の土台となる曲げ物は、輪島市の職人が制作しています。扱う製品は、手持ちサイズから背丈を超えるものまでさまざま。輪島市の塗師屋(ぬしや)が飾った奴(やっこ)提灯、羽咋市の唐戸山(からとやま)神事相撲で最高番付となる大関だけが手にできる高張(たかはり)提灯など、提灯は能登の祭礼に欠かせないものです。同店では、能登提灯の魅力に触れてもらうため、地元小学生を対象に制作体験を実施しています。
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