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名称
能登上布(ノトジョウフ)
所在地
羽咋市、中能登町
カテゴリ
生活・匠の技
分類
農業関連工芸
年代
~10世紀
指定状況
・県指定無形文化財(工芸技術)(1960.5)
解説
中能登町や羽咋市に伝わる最高級品の手織りの麻織物で、カラムシの繊維で紡いだ糸を使い、「蝉(せみ)の羽」とも言われるほど薄くて軽いのが特徴です。夏場に最適な着物生地として全国にその名を知られており、細い十字が並ぶ絣(かすり)模様が魅力。能登上布の絣づけは、糸を先に染めてから行う点に特色があり、「板締(いたじめ)」「櫛(くし)押し」「丸形捺染(なっせん)」など、経験と熟練の技が求められる工法で染めていきます。約2000年前に崇神(すじん)天皇の皇女が伝えたことが起源とされ、元和期(1615~1624年)とされる浄土真宗本願寺派乗念寺(中能登町)古文書には、本願寺への上納品に「白麻布」の名称で記されています。現在、生産者の数は減ったものの、最盛期の昭和初期には織元が140軒を数え、麻織物の生産量では全国トップを誇りました。昭和35(1960)年に石川県指定無形文化財となっています。

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備考
閲覧数
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