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名称
ふくべ鍛冶(フクベカジ)
所在地
能登町宇出津
カテゴリ
生活・匠の技
分類
解説
定置網漁をはじめ水産業が盛んな能登町で、明治41(1908)年からのれんを守り続けるのが「ふくべ鍛冶」です。漁業関係者が使う各種の包丁や、カマやクワなどの農具を製造しています。鋼(はがね)の状態を正確に管理するため、繊細な温度調整ができる松炭を現在も使い、伝統的な鍛造法で製造しています。代表的な商品が「能登マキリ」と呼ぶ、刃渡り13.5センチの片刃の小刀です。刃先で魚をさばき、柄に近い部分でロープや網を切ることができるため、漁師に重宝がられています。また、一般家庭でも万能包丁やガーデニング、山菜採りに使え、広い用途を誇ります。このほか、イカや小魚をさばくのに便利な「イカサキ包丁」、カキ貝などの殻をむく「貝開け」なども人気です。昭和40年代まで町内に10軒近くあった鍛冶屋も、今では「ふくべ鍛冶」を残すだけ。修理も手がけており、里山里海の漁業や農業を支える鍛冶屋として地元で愛されています。
備考
閲覧数
897回