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名称
海女漁(アマリョウ)
所在地
輪島市海士町(アママチ)、輪島崎町
カテゴリ
生活・匠の技
分類
伝統技術
年代
17世紀~19世紀
指定状況
・国指定重要無形民俗文化財(2018.3)・県指定無形民俗文化財(2014.6)
解説
輪島の海女による素潜り漁の歴史は古く、始まりは400年以上前にさかのぼるとされます。海女はウエットスーツと水中眼鏡だけを付け、水深十数mまで潜り、アワビやサザエ、海藻を採ります。漁場は輪島沖から北へ約50㎞に浮かぶ舳倉島(へぐらじま)や七つ島で、「心臓が強い」「息が長い」「視力が良い」ことが海女の必須条件と言われています。現在、輪島の海女は10代~70代の約200人を数え、三重県に次いで全国2位。かつて全国に約1万人いた海女が、この35年間で約2千人にまで減る中で、輪島は長らく200人前後を維持し、伝統的な海女文化を継承しています。平成26(2014)年、石川県無形民俗文化財に指定され、「輪島の海女漁保存振興会」がいしかわ里海の至宝に認定されています。
備考
閲覧数
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