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名称
正覚院(ショウガクイン)
所在地
羽咋市寺家町
地図
カテゴリ
歴史・史跡
分類
信仰
年代
~10世紀
指定状況
・国指定重要文化財「木造阿弥陀如来坐像」(1950.8)・県指定有形文化財「絹本著色真言八祖像(補空海像)」(1969.2)、「絹本著色十二天図」(1969.2)・羽咋市指定有形文化財「木造十一面観音立像」(2007.11)、「銅板打出日輪懸仏」(1977.6)、「正覚院古文書・典籍類」(2007.11)
解説
気多大社(けたたいしゃ)に隣接する真言宗の寺院で、気多大社のかつての神宮寺(じんぐうじ)です。本尊は大日如来(だいにちにょらい)、山号は亀鶴蓬莱山(きかくほうらいさん)。寺伝では、白山を開いたことで知られる泰澄(たいちょう)が伊勢神宮を参拝した帰り、夢の中で「恋しくば尋ねても見よ能(よ)く登る一つの宮の奥の社へ」とお告げを受け、養老年間(717~724年)に創建したと伝わります。中世には多くの僧坊があった気多大社の神宮寺は、近世に正覚院・長福院・薬師院・地蔵院の4坊となり、明治時代の神仏分離により正覚院を残して廃絶しました。その際、国指定重要文化財の阿弥陀(あみだ)如来坐像など、数々の貴重な仏像・仏具が正覚院に引き継がれています。国指定文化財1件、県指定文化財2件、市指定文化財3件を所蔵しています。。
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