解説
子浦出雲神社の神事相撲として、明治33(1900)年から毎年10月17日に開催されています。由来書によれば、応仁年間(1467~1469)に足利義勝の孫・康正が当地に住みつき、地域の若者たちの鍛錬の一環として始めたのが起源とされます。蓮華山は源平の古戦場として伝えられ、蓮華山のふもとに特設される土俵に加賀、能登、越中3国の力自慢が集まり、熱戦を繰り広げます。前相撲として、子どもや高校生の取り組み、選抜トーナメントがあり、土俵入りや相撲甚句も披露されます。伝統の神事相撲では、夜遅くに行われる結びの一番で最高位の「奥弓(おくゆみ)大関」を決めます。