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名称
アサギマダラ
所在地
能登一円
カテゴリ
自然・景観
分類
生物
解説
チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に属する大型のチョウで、前翅(ぜんし)長(前の羽の長さ)は5~6センチになります。羽に見られる脈(翅脈)は黒色で、その内側が半透明の水色で彩られた美しい姿が特徴。青緑色を指す伝統色の「浅葱(あさぎ)」にちなんで名付けられました。日本全土や朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈と広範囲で確認されており、季節によって1000キロ以上を移動することでも知られています。春には南西諸島から本州へと北上し、夏にはその子孫が涼しい高地に滞在、秋には再び南下します。能登の最高峰である宝達志水町の宝達山(637メートル)は、アサギマダラの重要な中継地点となっています。アサギマダラの生態を調べるため、宝達山では毎年マーキングを実施しており、印を付けたチョウが鹿児島県の喜界(きかい)島など全国各地で捕獲されています。
備考
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