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名称
若山の梅干し(ワカヤマノウメボシ)
所在地
珠洲市若山地区
カテゴリ
農林水産・食品
分類
農産加工品及び海産加工品
解説
珠洲市の若山地区は梅の産地です。低農薬栽培で育てた「石川一号」という品種を使い、ミネラル豊富な珠洲産の塩をまぶし、昔ながらの製法で3年間漬け込んで作ります。鮮やかな紅色に染まった大粒の梅干しは酸味としょっぱさが絶妙で、ふっくらとした果肉だけでなく、種まで味が染み込んでいます。生産・加工を手がけるのは、地元農家の女性が昭和63(1988)年に活動を開始した「若山梅生産組合加工部若富喜(わかふき)会」。同会は、特産品の開発を通した地域活性化を目的に活動しており、梅干しのほか、梅味噌やシソふりかけ、梅ジャムなどを加工しています。地元小学校を対象に、梅干し作りの体験学習も行われ、食育にもひと役買っています。
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