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名称
千体地蔵(センタイジゾウ)
所在地
輪島市町野町曽々木
カテゴリ
自然・景観
分類
解説
曽々木海岸にせり出すような岩倉山の中腹にある断崖が、風化で無数の地蔵が林立しているかのように見えることから名付けられました。岩は火山岩の一種の流紋岩で、溶岩が冷えて収縮する際に柱状の割れ目ができ、それが日本海から吹き付ける激しい風雨によって生まれたものです。雪まじりの強い北西風が吹きつける、奥能登の冬の厳しさを物語る景観とも言えるでしょう。一帯は絶好のハイキングコースとしても知られ、崖地の横に設けられた展望台からは曽々木海岸名物の窓岩はもとより、沖合にある七ツ島や舳倉島まで遠望できます。
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