世界農業遺産「能登の里山里海」の写真・映像資料の紹介サイト

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名称
里山の景観(サトヤマノケイカン)
所在地
能登一円
カテゴリ
自然・景観
分類
農村景観
解説
能登半島の里山は300m以下の丘陵性山地が大部分を占めています。冬季は気温が低く積雪も多いため、山間地では傾斜のあるカヤ葺きの屋根と雪囲いの集落風景がみられます。農林業の営みによって、ため池、林地、水田、集落などが混在する土地利用が工夫され、里山の景観が形作られました。里山ではアテの植林が行われ、かつては混合林を活用した炭焼きなども行われていました。里山の住居は、一般的に、母屋と納屋、土蔵からなり、屋内での農作業が多いため、母屋の中でもニワと呼ばれる土間が農作業場として使われています。いしかわ景観総合条例に基づく景観形成重点地区として、平成23年度(2011年度)にのどかな田園や白壁黒瓦の家並みが残る能登町の「春蘭の里」が、平成29年度(2017年度)に 棚田と伝統的家屋の集落が織りなす里山景観を有する羽咋市「神子原地区」が、指定されています。
備考
閲覧数
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