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名称
禄剛埼灯台(ロッコウサキトウダイ)
所在地
珠洲市狼煙町
カテゴリ
歴史・史跡
分類
歴史的建造物
解説
能登半島最北端の岬である禄剛崎は、北回り廻船の要衝を占める地です。宝暦6(1756)年に焚き火常夜灯設置の要望がなされ、背後の山伏山の一角に灯明台を築き、火皿に油を浸し、火を点じ海難の防止を図っていたと伝えられています。180度のパノラマを楽しむことができ、海から昇る朝日と、海に沈む夕日が同じ場所で見られる数少ない場所でもあります。禄剛崎灯台は、明治16(1883)年イギリス人技師リチャード・ブラントン氏の設計に基づき、日本人技術者の手によって建設されました。平成20(2009)年には、近代化産業遺産としても認定されています。昭和38(1963)年に機器が自動化され無人となりましたが、建設以来130余年が経った現在でも、最果ての地で点灯しつづけています。
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