解説
レタスの一種で、別名「包み菜」、韓国では「サンチュ」と呼んでいます。奈良時代に伝わったとされ、おひたしにするなどして一般家庭で食べられてきました。体内でビタミンAに変わるβ(べーた)カロテンとレチノールのほか、カルシウムや食物繊維、鉄分といった栄養を豊富に含み、しみやニキビ、老化、動脈硬化などの予防が期待できます。戦後、玉レタスの普及に伴い、徐々に消費量が減っていましたが、焼き肉を包む葉物野菜として食べられるようになり、生産が増えています。深見町一乗地区の住民が地域の特産品として育てていこうと、平成21(2009)年から本格的に生産に取り組んでいます。